「ミレニアム 死すべき女」ダヴィド・ラーゲルクランツ [本]
「ミレニアム」三部作の著者、スティーグ・ラーソンの死後、ダヴィド・ラーゲルクランツが受け継ぎ執筆した三部作の三作目です。
登場人物が多く、慣れない発音の名前が多いので一気に読まないと人物の相関関係を忘れそうなのですが、そうでなくても先が気になって一気に読ませる面白さでした。
ストックホルムで発見された身元不明の男の死体。そのポケットにはミカエルの電話番号が入っていた。ミカエルは男の死を巡る謎の解明に乗り出し、リスベットに調査を依頼する。その頃リスベットは身を隠して双子の妹カミラとの対決に備えていた。
相変わらず頭脳明晰で孤高に生きるリスベットが格好いい。敵には容赦のない彼女が、信頼する人に見せる不器用な優しさには切なくなります。
冷静沈着な彼女がカミラの存在に心が揺れる姿には胸が痛みました。
一作目から読んできて、ミカエルとリスベットの一心同体のような強い絆が好きでした。これでもう二人に会えないのかと思うと寂しい限りです。
北欧のミステリーにハマってらっしゃるのですね!
ミレニアムシリーズも、もう6作目?!
3部作も、小説は読んでないのですが、面白そうですね(^^)v
by のらん (2020-07-11 14:48)
なかなか面白かったです。
ダヴィド・ラーゲルクランツは続編を執筆しないそうですが、遺族はさらなる続編を許可しているらしいので、出来はともかくとして続編は刊行されそうです。
by きさ (2020-07-11 21:07)
のらんさん
nice!&コメントありがとうございます。
「ミレニアム」シリーズはホント面白かったです。
カタカナの名前が多いのが難点ですが、翻訳が上手いので読み易かったです♪
by Naka (2020-07-12 00:03)
きささん
nice!&コメントありがとうございます。
リスベットは魅力的なヒロインなので、続編は嬉しいですが不安でもありますね(^^;
ラーゲルクランツの新たな作品も楽しみです。
by Naka (2020-07-12 00:16)