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「ANNA アナ」 [映画(新作)]

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Anna
2019フランス・アメリカ

監督・脚本:リュック・ベッソン
出演:サッシャ・ルス、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィ、ヘレン・ミレン、アレクサンドル・ペトロフ


 リュック・ベッソン監督と言えば「ニキータ」「レオン」。脚本&製作の「トランスポーター」シリーズ、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」も好きな作品です。


 本作は、ソ連の諜報機関KGBの女スパイ、アナの活躍を描いたストーリー。
 モデルに姿を変えフランスで諜報活動をするアナに、アメリカのCIAが接触して・・・。

 面白かったです。
 結果を見せた後、時間を戻して種明かしをする、を繰り返す構成で、全く飽きさせません。強引な展開もありますが、キャラクターが面白くテンポが良いので楽しめました。どんどんアナに感情移入してハラハラドキドキさせられ、試練を乗り越えて逞しく生きる姿には泣けて来た。

 アナを演じるサッシャ・ルスがとても魅力的です。スタイリッシュな衣装は楽しいし、アクション・シーンは格好良さと華やかさに見惚れました。

 ルーク・エヴァンスとキリアン・マーフィが、重要な役どころで出ています。

 一筋縄でいかないアナの上司オルガを演じたヘレン・ミレンは渋い演技で流石の存在感。彼女とアナとの関係性も見処です。

 気分がスカッとする映画でした。観て良かったです。

****


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「サロメ」原田マハ [本]

サロメ

サロメ

  • 作者: 原田 マハ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/01/16
  • メディア: 単行本

 オスカー・ワイルドが著した背徳の戯曲「サロメ」。その挿絵で一躍時代の寵児となり、25歳で夭折した天才画家オーブリー・ビアズリーの壮絶な人生と、”「サロメ」出版の秘密”をテーマにした伝記フィクションです。

 女優としての野心に燃え、弟オーブリーに異常なまでの執着を示す姉メイベルの視点で、激しい愛憎の世界が展開します。

 オーブリーとワイルド、メイベル、更に男色家ワイルドの愛人を加えての、どろどろした四角関係。常に破滅の予感が付きまとう物語にぐいぐいと引き込まれます。フランス語で書かれた「サロメ」の英訳を巡る秘密が明かされた時は、あっと驚かされました。


 ビアズリーの絵は目にした事はあると思うのですが、じっくり鑑賞した事はありません。これほどまでに激しい人生だったことはとても興味深かった。
 原田マハさんの解説が面白いので、読んでいるうちにビアズリーの絵を観たくて仕方なくなります。

 退廃的で危険なワイルドに魅了されるオーブリーを救い出そうと画策するメイベル自身が常軌を逸して行く・・・。そして皮肉な結末。
 人物描写が上手いので、彼女の行動に説得力があり、ゾクッとする怖さです。最後の方には、メイベルと”悪女”サロメが完全に重なって見えました。

 オーブリー・ビアズリーには選ばれた天才だけに見える世界があったのだろうと思うと、怖いけれど魅惑的です。

 とても読み応えのある小説でした。


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「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」 [映画(新作)]

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Little Women
2019アメリカ

監督・脚本:グレタ・ガーウィグ
原作:ルイーザ・メイ・オルコット
出演:シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、ローラ・ダーン、ティモシー・シャラメ、メリル・ストリープ、トレイシー・レッツ、ボブ・オデンカーク、ジェームズ・ノートン、ルイ・ガレル、クリス・クーパー


 久しぶりの映画館で、何度も観たいと思える、素敵な作品に出会えました。


 ルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説「若草物語」「続・若草物語」を映像化した作品。
 舞台は19世紀後半のアメリカ、南北戦争の時代。父親が北軍の従軍牧師として出征中のマーチ家の四姉妹の物語です。

 作者オルコット自身がモデルとされる、小説家を目指す感受性豊かな二女をシアーシャ・ローナンが演じています。女性は結婚して家庭に入るのが当たり前の時代に、小説家になる夢を追うジョーの葛藤と成長が中心に描かれていました。

 しっかり者の長女メグはエマ・ワトソンが、ピアノが上手で内向的な三女ベスはエリザ・スカンレンが、絵画が好きな末娘エイミーはフローレンス・ピューが好演していて、それぞれの個性的な生き方、姉妹の強い絆に、段々と引き込まれて行きます。

 四姉妹が共に過ごした少女時代と、大人になった現在を行き来する大胆な構成ですが、少し前に1949年製作の映画を観たばかりだったので、混乱せずに観られました。


 シアーシャ・ローナンのジョーは、素晴らしいの一言。無邪気に遊んだり喧嘩したり。泣いたり笑ったり。走ったり踊ったり。どのシアーシャも美しく輝いています。繊細で豊かな感情がリアルに伝わる演技に圧倒されました。
 「つぐない」から何本か出演作を観てきましたが、見る度に魅了される女優さんです。最近では「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」での演技も強烈に印象に残っています。

 ティモシー・シャラメ演じる隣人ローリーのジョーへのプロポーズ、メグの結婚を止めようとするジョー、ベスとローリーの祖父との親交。ジョーとベスが静かに語り合う海辺。家族の別れ。一心不乱に筆を走らせるジョー。などなど、心に残るシーンが数え切れないほどありました。“結婚が全てではないけれど寂しい。”と、ジョーが母親のマーチ夫人に本音を打ち明けるシーンはとても切なかった。

 マーチ夫人を演じたローラ・ダーン、マーチおばを演じたメリル・ストリープも良かったです。


 しみじみと、いい映画でした。
 家族と過ごした自分の子供時代への郷愁で胸が一杯になります。そして、時代は変わっても家族の在り方や、人の想いは同じだという事に、改めて感動し、勇気付けられました。

 小説は読んだことがなかったのですが、映画や舞台、アニメと、長く愛される理由が分かります。続、第三、第四と、四編あるのは知らなかったです。いつか読んでみたいと思いました。

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「愛していると言ってくれ」 [TVドラマ]

 「JIN-仁-」が4月に再放送されて、またまた感動で涙しましたが、今は日曜日に再放送中の25年前のこのドラマを観ています。
 ドリカムの“LOVE LOVE LOVE” が流れると必ず思い出す作品。懐かしさで胸がいっぱいです。

 ストーリーは耳の不自由な青年画家と、バイトをしながら女優を目指す女性の純愛物語。
 言葉の壁、家族、夢への焦り、相手の過去など、様々な障害を乗り越え成長する恋人たちの姿が微笑ましい。好きだからこそ、怒ったり悲しんだり傷つけたり・・・。じれったくて疲れもしますが、常盤貴子の初々しさと、豊川悦司の美しさ(本当に格好いい!)に観入ってしまいます。人を愛することの切なさや豊かさを表現する二人の演技が素晴らしい。


 当時は、豊川悦司の色気と、胸がきゅんきゅんするストーリーにハマりました。
 携帯電話もパソコンもない時代。あの頃の生活を思い出すと、今より不便で無駄が多かったけど、ずっと自由だった気がするのは何故だろう。自分の若さの所為だけではない気がして、忘れていた大切なものを思い出したような、そんな気持ちにさせられています。


 脚本は北川悦吏子さん。
 橋爪功、吉行和子、麻生祐未、岡田浩暉、赤座美代子、余貴美子、矢田亜希子、相島一之、鈴木蘭々、生瀬勝久、甲本雅裕・・・。豪華な俳優陣が脇を固めている事にも改めて感動しています。

 明日の日曜日で最終回ですが、その後も録画を何度も観直してしまいそうです。

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「美しき愚かものたちのタブロー」原田マハ [本]

美しき愚かものたちのタブロー

美しき愚かものたちのタブロー

  • 作者: マハ, 原田
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/05/31
  • メディア: 単行本

 日本の実業家、松方幸次郎が1916年ごろから10年間で収集した西洋の美術品「松方コレクション」。第二次世界大戦時にフランス政府に接収されていた作品は、戦後の粘り強い交渉の末、一部を除いて1959年に返還された。
 この時のコレクションの受け入れ先として建設されたのが、2016年に世界文化遺産登録された国立西洋美術館でした。

 本著では、松方幸次郎の波乱万丈の人生、彼が収集したコレクションが辿った苦難の歴史と関わった人々、そして国立西洋美術館が完成するまでの経緯が描かれていました。事実を基にしたフィクションです。


 ”事実は小説より奇なり”の通り、ドラマチック過ぎる、夢のような冒険譚にワクワクでした。

 松方幸次郎という人物と西洋絵画に魅せられ、日本に美術館をという夢の実現に人生を賭けた人々の情熱の人間ドラマはとても感動的。第一次世界大戦前後から第二次世界大戦後まで、時代を前後に切り替えながらの原田マハさんの軽快な文章に引き込まれます。

 人間を動かすタブロー(絵画)の力と、それを守り継承していく事の意義についても深く考えさせられました。

 美術史家の田代雄一が、異国の風景や本物の芸術作品に触れた時の感動の描写は生き生きとして感情移入させられる。特に松方氏と共にジヴェルニーのモネを訪ねるエピソードは興味深かった。フランスに行きたい、ルーブル美術館に行きたい。本物の絵画を観たい。私も憧れの想いが込み上げて来ました。


 コロナで休館していた美術館再開も決まったようなので、もう少し落ち着いたら、国立西洋美術館にも行こうと思っています。


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無題 [映画その他]

 ご無沙汰していました。

 4月、5月と新型コロナによる自粛の上仕事の繁忙期が重なり、ブログ更新の気力がなかなか湧かなかったのですが、少しずつ復活します。

 映画を家で観ても頭に入って来ないと言うか、あまり楽しめない状況でしたが、今週「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」を観直したら何だか元気が出ました。

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 アバの音楽も、三人のパパもとても素敵です。トキメく事が出来る映画はこういう時だからこそ必要だと思いました。

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 音楽と言えば、「ロケットマン」も観直しました。エルトンジョンの曲とタロンのパフォーマンス、何度観ても感動します。


 普通だと思っていた事が、とても有難い事だったのだと痛感しています。
 心底生活を楽しめる日が早く戻って来ますように。


 結局、緊急事態の自粛期間中は何をしていたか思い出せない有様です。
 ただ、自粛前の2月に引き取っていた猫たちには救われました。

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 年齢8ヵ月の姉妹、きじととら(仮)です。

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「おかえり、ブルゴーニュへ」 [旧作(DVD・TV)]

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Ce qui nous lie
2017フランス
監督・脚本:セドリック・クラピッシュ
出演:ピオ・マルマイ、アナ・ジラルド、フランソワ・シビル

 映画館に行けないので、家で録りためた映画をひとつずつ観ています。

 本作は「スパニッシュ・アパートメント」などのセドリック・クラピッシュ監督作品。彼も好きな監督の一人。原題の意味は『私たちを繋ぐもの』です。


 フランス、ブルゴーニュ地方のドメーヌ(ワイン生産者)の一家の物語です。

 家出した長男が父危篤の知らせに10年ぶりに帰宅する。
 やがて亡くなった父の跡を継いだ妹、結婚して婿養子に入ったドメーヌの家を手伝う末の弟。三人が協力して亡き父のワイナリーでワイン造りをしながら、家族の絆を取り戻し、それぞれの抱える問題に向き合う一年間を描き出します。


 味わい深い人間ドラマと同じ熱量で、ワイン造りの過程が丁寧に描写されていました。

 ワインは詳しくないので、ぶどうの栽培から収穫、発酵、熟成と、ワイン醸造の過程がよくわかって興味深かった。
 ワイナリー毎に品種や栽培方法、収穫時期、茎取り(除梗と言うらしい)の割合などが異なり、造り手の個性が強くワインに反映するのも、なるほどと思いました。ワイン造りの奥深さに感動します。

 減農薬や手造りに拘り独自のワインを追求する妹を中心に描かれる三兄弟の、ワインに対する情熱、また家族や故郷への愛は、四季折々のブルゴーニュの美しい風景と共に、心に響きました。

 ワインを飲むシーンが多いのですが、グラスの扱い方や飲み方がお洒落で、とても美味しそうだった。(本作を観てからは家で毎日ワインを飲んでいます。)

 心の癒される優しい映画でした。
 音楽も良かったし、ブルゴーニュの風景を小さく入れたエンドクレジットまでがお洒落で、映画の余韻が心に広がります。

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「天地に燦たり」川越宗一 [本]

天地に燦たり

天地に燦たり

  • 作者: 宗一, 川越
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/07/06
  • メディア: 単行本


 直木賞受賞作「熱源」をいつか読みたいと思っているのですが、その前に、2018年の川越宗一氏のデビュー作を読んでみました。

 豊臣秀吉の朝鮮出兵から島津の琉球国制圧までの詳細が描かれ、知らなかった歴史の部分でもあるし、とにかく面白かった。


 島津家に仕える侍大将、商人に姿を変えた琉球国の密偵、朝鮮国の被差別民の青年。三人の男が自身の誠を尽くし、動乱の世を逞しく生き抜く物語です。

 戦の場面は迫力溢れる文章に引き込まれ、著者の知識量や鋭い考察力に驚かされました。

 何のために戦うのか、何のために生きるのか、重いテーマですが考えさせられます。
 戦争の惨さは読んでいて辛いですが、それぞれの国、立場で貫く彼らの矜持は清々しく格好良かった。

 別々に描かれる三人の人生が徐々に交わって行く様はドラマチックです。ラスト、異なる道を駆け抜けた彼らが、礼を持って対峙する姿は感動的でした。

 根底に儒学の思想がありますが、共感できる教えが多く興味深かったです。

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「ビリーブ 未来への大逆転」 [旧作(DVD・TV)]

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On the Basis of Sex
2018アメリカ
監督:ミミ・レダー
出演:フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、ジャスティン・セロー、キャシー・ベイツ、サム・ウォーターストン、スティーブン・ルート、ジャック・レイナー、カイリー・スパイニー


 史上初の男女差別裁判に挑んだ女性、ルース・ベイダー・ギンズバーグの半生を描いた伝記映画です。

 現在87歳にしてアメリカの最高裁判事を務め、”RBG”の愛称で呼ばれる有名な人なのですが、恥ずかしながら知りませんでした。
 彼女についてはドキュメンタリー映画「RBG 最強の85才」も昨年公開されたようです。


 ハーバード法科大学院に入学しコロンビア大学に転校、学生結婚した夫と子育てをしながら猛勉強の末、主席で卒業。法律家となったルースが、その後の数々の男女差別訴訟に大きな影響を与えた、性差別が絡む税金裁判に勝利するまでのストーリーです。

 男女差別がまだ当たり前の時代。女性である事を理由に弁護士事務所に就職できず、大学教授職に甘んじるルース。しかしある日、彼女に性差別訴訟の弁護人となるチャンスが訪れ・・・。


 信念を貫くルースの人生に胸を打たれます。現在に至るまで社会を変えるためにどれだけの戦いがあったかを思い知らされました。

 病の夫を支える妻として、また二人の子供の母親としての姿も丁寧に描かれているので、ルースの人間性に惹きつけられる。子供の成長と、子供によって彼女自身も助けられているのがとても好ましかった。フェリシティ・ジョーンズの演技に終始引き込まれます。

 互いに尊重し合う夫婦の姿も感動的です。ルースを愛し、家族として応援し、同じ弁護士として励まし続ける夫を演じるアーミー・ハマーがとても素敵でした。

 法定シーンの緊張感と、力強いスピーチは胸に迫る。現在に生きる私達の未来もより良く変わって欲しいという願いを新たにしました。

 RGB、とても興味深い人だったので、ドキュメンタリー映画も観たいと思います。
***

RBG 最強の85才 [DVD]

RBG 最強の85才 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ファインフィルムズ
  • 発売日: 2019/12/03
  • メディア: DVD

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「アンダーグラウンド」 [旧作(DVD・TV)]

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Underground
1995フランス・ドイツ・ハンガリー
監督:エミール・クストリッツァ
出演:ミキ・マノイロビッチ、ラザル・リストフスキー、ミリャナ・ヤコビッチ、エルンスト・ストッツナー、スラブコ・スティマチ、スルジャン・トドロビッチ

 TVで鑑賞。ずっと観たいと思っていた、パルムドール受賞のクストリッツァ監督作品です。

 第二次世界大戦からユーゴスラビア内戦の時代。

 終戦を知らずに地下でドイツへのパルチザン活動を続ける旧ユーゴスラビアの人々と、戦争を利用して成り上がる人々の、悲喜劇が描かれていました。


 奇抜な映像とパワフルなジプシー音楽、クセの強い俳優陣の演技に圧倒されます。ブラックなユーモアの効いたストーリーは引き込まれ、戦争に翻弄される人間の姿がより鮮明に浮き上がっていました。明るいけれど重い、可笑しいけれど哀しい、不思議な感覚に包まれます。

 ユーゴスラビアの歴史に詳しければもっと深く味わえるのでしょうが、調べても理解しきれなかった。

 それでも、失われた祖国に対する監督の想いは伝わって来る。ラストシーンは何だか泣けて来て、胸が一杯になりました。


 内戦の時代に製作した作品だそうで、凄い監督だと改めて思います。ちなみに本作も監督がちょこっと出演していました。お決まりの動物も色々出てきます。

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