「ヴェルサイユの宮廷庭師」 [旧作(DVD・TV)]
A LITTLE CHAOS
2014イギリス
監督:アラン・リックマン
出演:ケイト・ウィンスレット、マティアス・スーナールツ、アラン・リックマン、スタンリー・トゥッチ、ヘレン・マックロリー、スティーヴン・ウォディントン、ジェニファー・イーリー
英国の名優アラン・リックマンが97年の「ウィンター・ゲスト」に続いて2度目の監督を務めた歴史ロマンス。世界でもっとも有名な庭園の誕生に秘められた名もなき女庭師の愛と勇気の物語を描く。(allcinema解説より)
ヴェルサイユ宮殿の庭園『舞踏の間』の建設に携わった女性庭師サビーヌ・ド・バラと、師である庭園建設の責任者で実在した人物、アンドレ・ル・ノートルとの魂の交流を描いたラブロマンスでした。
悲しい過去を持つサビーヌと、どこか陰のあるル・ノートル、孤独な二人が庭園建設の過程で様々な困難に向き合いながら、いつしか惹かれ合う様子が情感豊かに描かれています。
主演はケイト・ウィンスレット。自立した知的で強いサビーヌを魅力的に演じています。泥だらけで作業に没頭する姿が高貴で美しい。ル・ノートルが惹かれるのも大きく頷けました。
そのル・ノートルを演じたマティアス・スーナールツは「リリーのすべて」「フランス組曲」「君と歩く世界」に出演していたベルギー人俳優。見る度にじわじわと気になって来る俳優です。本作での彼は、役に相応しくさりげない色気を感じさせる表情のひとつひとつに引き込まれる。彼の他の作品も観たくなりました。
間もなく公開の「胸騒ぎのシチリア」より
シンプルな恋愛物語ですが、17世紀という時代背景や抒情的な風景、豪華絢爛な宮廷文化がロマンスを盛り上げます。格調高い文芸作品のような味わいでした。言語が英語なので最初違和感があったが、詩的で美しい英語の台詞に次第に慣れていきました。
国王ルイ14世として出演もしているアラン・リックマンの重厚な演技も心に響く。国王とサビーヌとの邂逅のシーンも印象的でした。リックマンにはもっと生きて多くの美しい作品を残して欲しかったと改めて残念に思いました。
☆☆☆☆
ヴェルサイユ宮殿のロマンス♡
女子力高そう〜(^^)v
by のらん (2016-11-12 12:32)
のらんさん
重厚な恋愛物語でロマンティックな気分に浸れました。
サビーヌを見つめるル・ノートル(スーナールツ)の
優しい眼差しがとても素敵♪
イイ男を見ると元気になりますね(^^;
nice!&コメントありがとうございました☆
by Naka (2016-11-13 22:50)
↑に同感です。(^^)
by coco030705 (2016-11-15 23:36)
cocoさん
同意いただいて光栄です♪
こうして、どんどん観たい映画が増えて行きます(^^;
nice!ありがとうございます。
by Naka (2016-11-15 23:49)